生産、洗浄、飲用、さまざまな用途に井戸水を活用

一般にはあまり知られていませんが、井戸水を活用している工場は多く、当社でもワイン醸造所や 食品、飲料関連工場の井戸水の供給システムを数多く手がけています。水源から廃水処理まで 一貫して対応できるのが当社の強みですが、井戸はその水源に当たります。 なぜ工場で井戸水を 活用するかというと何よりも安いからです。条件にもよりますが、公共の上水道の水よりもトン当た りで5分の1から10分の1の費用で済みます。もちろん初期投資は必要ですが井戸の水は水温も 非常に安定しており、何年間をトータルでみればコストメリットは大きい。だから、製造用、飲用、洗 浄用など工場内で使用する水の全てが井戸水というケースも多々あります。

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本社設備部 月足 康洋

掘削から稼働後のメンテナンスまでを担当

井戸の掘削はどこでもいいという訳では無く、そもそも水がでるのか?規制にどのように適合させるのか?を丁寧に調査するところから始めます。 掘削後、ポンプで汲み上げ濾過し、微粒子や細菌類 などを除去します。法律で水質基準が定められていますので、これを満たさないといけません。 多いときは毎分数百リットルを処理し、濾過システムから配管して工場の各所に供給するわけです。 人の口に入る水を供給するのですから、その責任は重く、定期的なメンテナンスが大切です。井 戸の中に砂がたまってくることがあるので、これを取り除きます。 ポンプや濾過システムも経年劣化すますので、条件によりますが3、4年に1回程度部品交換などを 行います。こうしたメンテをきちんとすれば水自体はとても安く済みますから、長期にわたって良質な 水が確保できるのです。

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「井戸」は当社の優位性が示せる仕事

工場のスタッフの方の中には空調や配管に詳しい人がたくさんおられますが、井戸水の濾過に精通 した方はほとんどいませんので、自ずと当社に頼ることになります。 また、空調工事や配管工事の会社はたくさんあり競争も激しいですが、井戸水の濾過システムを設計・ 施工できる会社はそれよりはずっと少なく、当社として優位性が示せます。 井戸は震災に強いというメリットもありますのでこれからも当社は積極的に展開していきますし、 私自身、井戸を掘ることにかかわる国家資格である「さく井技能士(さくせいぎのうし)」の取得に挑戦 しようと思っています。

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